修了生の声

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「『セカンドライフ・デザイン』の場としてのRSSC」

山口 一夫(10期生)

山口 一夫

私は、現在、彩の国いきがい大学にて、『人生100年時代のセカンドライフ・デザイン』セミナーや、その他の講師活動の傍ら、英語通訳ボランティアガイド(東京SGG)として、浅草や上野公園を中心に活動しております。
RSSCの2年間を振り返ると、本科での1年は、リベラルアーツを通じた教養の営みにより、これまでの職業生活の規範や利害関係から自らを解放し、自由人に近づくために費やされました。専攻科では、自分はこれから一体何のために生きるのかという課題について真剣に考えた結果、卒業後は、自分自身も含めた中高年・シニアを応援するセミナー講師になりたいと決めました。修論では、卒業後も仕事や社会貢献を通じて追い続けることが可能な研究・学習分野をテーマに選び、ゆるやかな大学院として活用させて戴きました。このような自由度に加え、第二の人生を共に励まし合える50代~70代の素敵な若者達と出会えたことが私の新たな財産となっています。

「輝く時間」

新保 美香(10期生)

新保 美香

2017年4月に立教セカンドステージ大学に入学した。美しいキャンパス、チャペルでの入学式、ハリーポッターの世界観がある第一食堂でのウエルカムパーティ、清里合宿、週1回のゼミ活動。50歳を過ぎてこんなにキャンパスライフを楽しめるとは思わなかった。修了論文を仕上げるのも初めてだったが、図書館に通い、ゼミ仲間や学内スタッフの助けを借りて仕上げる事が出来た。大変だったが提出した時の達成感はなんとも言えないものだった。私はRSSC本科生の時にオリンピック・パラリンピック・レガシー研究会に入った。その活動は修了生となった今でも続けており、生活の一部となっている。振り返れば、一人では出来ない事も仲間と一緒なら色々出来た。それが私の受け取った最大の果実だ。仲間には同期生だけでなく先輩後輩もいる。今でもRSSCで繋がった人たちと、充実した輝く時間を過ごしている。この出会いの場RSSCに深く感謝している。

「感嘆と感謝と」

青田 主税(10期生)

青田 主税

57歳で会社を早期退職しRSSCに入学することはわたしにとって大きな賭けだった。「なんでいまさら大学に」とは多くの友人の声。その駁論として「もやっとした信念」が当時のわたしの中には確かに存在した。入学後まもなくコットンドリームいわきに入会する。この団体はRSSC5期修了生の先輩が立ち上げたNPO法人で、東日本大震災の復興支援の一環として福島県いわき市の耕作放棄地でオーガニックコットンの栽培と販売支援、そして首都圏における震災の風化防止活動を行っている。前職で福島に縁のあったわたしはその恩返しの意味もあり、迷わずこの活動に参加した。現在は月次でいわきを訪れ、耕作、種まき、除草、摘芯、収穫等を行っている。わたしはこの活動を通じ「百の理屈より一の実践」「答えは現地・現場にあり」「何よりも楽しさが大切」ということを学習した。RSSCには池袋校舎での学びだけでなく、社会貢献活動サポートセンターアクセスによる様々な「学びの場」も提供されている。このようなシニアのための学び直しシステムを構築したRSSCにいたく感嘆し、深く感謝している。濃密な2年間をありがとう。

「日々是好日で感謝」

山本 順子(10期生)

山本 順子

論語の一説に、「五十にして天命を知る」とあります。孔子の時代は50歳と言えば老境の時代だったでしょう。今は、50歳以降のライフスタイルを本気で考えるべき時代ではないかと思い、RSSCに入学を決めました。今だから深く理解できる授業と多くの友人を得ることが出来ました。RSCCで得たことは、現在も続く仲間たちとの活動です。21世紀アクティブシニア社会共生研究会では、当初の目的だったライフスタイルを考える意味で、「シニアの暮らし、生き甲斐」について話し合い、多分、RSSCでしか味わえない熱いディスカッションを交わしたりしています。また、オリンピック・パラリンピック・レガシー研究会にも参加して、パラスポーツを応援する活動で、仲間から「たくさんの気づき」をもらっています。毎日が充実しています。それは、自分では気づかないけれど、家族が、「学校に行くのが、楽しそうだ。考えがポジティブになった。」と言ってくれました。何よりの励ましの言葉に感謝です。

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