立教セカンドステージ大学(以下RSSC)では、異世代、異文化共学の具現化の一環として、異文化コミュニケーション学部1年生必修科目「基礎演習B」および、留学生向け科目「ビジネス日本語」で教学連携を実施しています。
自身の社会人経験を少しでも生かすことができれば、と同時に、次世代を担う若い学生の視点を学びたいという思いを持ったRSSC受講生が参加し、学生・RSSC受講生がお互いに学びあう有意義な時間となっています。
異文化コミュニケーション学部1年生必修科目の「基礎演習B」に、RSSC受講生がゲスト参加しました。
この取り組みは、毎年春秋に2回行われており、学生たちがグループでまとめた社会問題に関するプレゼンテーションを聞いて、RSSC受講生が社会人の視点から意見を述べる授業内容になっています。
参加した受講生からは、「チームでのプレゼンは、チームビルディングの基本を学ぶ良い機会であり、そこにセカンドステージの社会人経験則が少しでも役に立ったなら嬉しい限りです」「プレゼンの場や学びの機会があることに対して、学生の皆さんが真摯に取り組んでいらっしゃる姿や説明内容に感銘を受けました」といった感想がありました。自身の経験が生かされるだけでなく、若い学生たちの感性にも触発される、双方向の学びあいの場となっています。
毎年秋に日本語教育センターが展開する、経営学研究科の留学生を対象とした科目「ビジネス日本語中級・上級」では、インフォーマント(資料提供者)、メンター(助言者)としてRSSC受講生が協力しています。授業では、様々なビジネスシチュエーションが設定され、RSSC受講生は入念な打ち合わせ後、留学生の顧客役や上司役などに扮して、本番さながらの状況でロールプレイを行います。
参加した受講生からは、「留学生の方々の一生懸命な姿に刺激を受けました」「一生懸命努力している学生の力になることができ、とてもやりがいのある良いプログラムだと思います」といった感想がありました。